2005年09月16日

悠久の地 飛鳥へ

奈良・・・。

地味な街。
京都のついでに行く街。
色でたとえるなら、茶色。(鹿のフンとかカビた建物)

そんなオナラに並々ならぬ関心を寄せるようになったのは、ダンナの実家だという理由が大きいが、私が神社に興味を持つようになり、最終的にたどり着いた地点でもある。

中学校の修学旅行で初めて訪れて、大人になってから2回目の上陸となる。


今回は、飛鳥時代の政治の舞台であり、万葉の里でもある明日香村に行ってみました。

平城京跡のある奈良市内から車で南に下ること約1.5時間。
途中、大和三山(香具山、畝傍山、耳成山)が現れると、万葉の香りがプンプン。
そんな逸る心とはウラハラに、交通の要である明日香駅をあやうく見逃しそうに・・・。

っつーか、ただの田んぼじゃん!!
うちの田舎の景色とかわらないじゃん!!

思わず「兄ちゃん、いてこますぞ」なんて偽関西弁を吐きたくなるような、
ごくごくフツーの田園風景にちょっぴり不安になった。

気を取り直して、まずは高松塚古墳
2005_0911nara0014.JPG
なにやら古墳の上は工事中。
隣接する完コピ壁画を展示する資料館で、ボランティアのおじさんがおっしゃることには、
昭和47年の発見以来、保存上いっさい公開されることのなかった国宝の壁画は、
なっ、なんと、最近、除去困難なカビが発見されたそうだ。
一度も一般人の目に触れられることなく。
それで、室内温度を下げるための工事をしているんだとか。

ただ、この古墳、どなたのお墓か未だ不明なため、さまざまな憶測が飛び交っているそうです。
地理的に、真南にはキトラ古墳、真北には藤原京、平城京、さらに北には平安京、近江京も位置している。
これを「聖なるライン」と呼ぶらしいのだが、風水的に凄いパワーを持った地だと言われていて、もしかすると天皇さんのお墓かもしれないんだって。


続いて、蘇我馬子が造ったといわれる日本最古の仏寺、飛鳥寺です。
2005_0911nara0016.JPG
飛鳥大仏が御座います。
遠くには甘樫丘も臨めます。

が、しかし。
ここで、仰天エピソード発見!

住職謹記という看板が寺の隅に掲げてあったの。
概略は以下。

この場所から見える景色は新羅、百済の古都と酷似した風景である。
日本文化の古里である古都飛鳥のこの風景には、新羅、百済の人々の望郷の念は禁じえない。


なんてことでしょう!!
日本人のルーツは朝鮮人だということを、さりげなくカミングアウトしちゃってます。
恐るべし、飛鳥。

さらに、この寺の脇には、大化の改新で刎ねられた蘇我入鹿の首塚がある。
2005_0911nara0019.JPG
飛鳥寺から100Mくらい離れた地に大化の改新の舞台と伝えられる飛鳥板葺宮があるのだが、
そこから、自分のおじいちゃん(馬子)が建てた寺めがけてクビが飛んできたんですって。

これ、田んぼの中に埋もれるように置かれています。


続いて、石舞台古墳
2005_0911nara0021.JPG
これは蘇我馬子の墓だと言われているそうです。
上部が平らになっていることから、狐が舞を見せたとか旅芸人が舞台がないので仕方なく演じたなどのエピソードから、後になって石舞台と名づけられたそうな。
われわれも、この中にもぐることができます。


私が訪れた主なところはこれくらいだけど、
そのほか、鬼がそこで用を足したり料理をしたと言い伝えられる、鬼の雪隠、俎(まないた)や、亀石など不思議な岩がその辺にごろごろあります。


<感想>
明日香のあらゆる史跡は、無造作にあります。
古墳もごろごろあります。
発掘が面倒くさくて、掘り起こしていない場所も多々ありそうです。
そして、史跡たちはそこに住む人々と共存しています。
イメージとしては、田んぼのまん中に伝説の岩が鎮座しています。
もしかすると、そこの地主は、
「あの、でかい岩さえなければあと100kgは余計に収穫できるのに・・・」
なんて毒づいているかもしれません。
そして、前述の板葺宮などの○○跡というのも、ほんとに跡地です。
なんの装飾もほどこしていません。ただの溝です。

そう考えると、飛鳥時代は古すぎて資料もないので、伝説と真実がごちゃまぜになっているために、再現が困難なのでしょう。
だから、地味なイメージがあるのかしらね。
でも、とても心惹かれる地であったことは確かです。

私が次に訪れるとき挑戦したいのが、万葉集を片手に歩くこと。
のどかな風景で、読み人の気分を味わうのが楽しそうです。
実際、万葉関係の施設がいたるところにあったしね。














posted by 毬藻 at 20:04| 東京 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 神社・寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ネイルサイトからLINKしているLOVEofGODですが・・・あまりに顔見知りが増えたためプライベートなことかけません。
なので なんとなし発見したブログ見つけたら書き込みとかあっちゃってやめるにやめれずついつい本音トークしてます。
http://www.jocoso.jp/malaki23/
甘皮にはLINKすんなよ!
Posted by shoko at 2005年09月17日 00:48
羨まC君です。
「万葉集を片手に・・・」生唾ごっくんです。

子規や長塚節あたりの歌を読んでいると、奈良は外せないです。

で、柳生の里はどうだったのでしょうか?
Posted by C君 at 2005年09月19日 01:33
shokoさん

本音トークのブログ、拝見しました。
構成がよくわからず、あとでじっくり読んでコメントさせていただくわ。


C君

奈良、意外と見どころたくさんあるわ。
奈良市内にも良いところたくさんあるし。
柳生は勉強不足のため、断念したの。
十兵衛3部作をちゃんと読んで、来年出直します。
Posted by 毬藻 at 2005年09月20日 13:20
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