2005年10月25日

死なれる覚悟

またまたブログをサボってしまった。

何をしていたかって?
えーっと、またまた義母の来訪で日光に連れて行ったり、
脱専業主婦になるべく、職探しをしていたり・・・。

そうです。私、また働こうと思いまして。。。
先日、パートの面接に行っちゃったりなんかして。
そのときのことは改めて報告するとして。

今は、職探しは一時中断。
なぜなら、92歳の祖父が危篤なのです。

年齢が年齢なので、何度か危篤になったこともあるし、
お正月に会った時にはすでにモウロクしていて、
孫の名前を全く思い出せなくなっていたおじいちゃんだったので、
私の中では、この時点で、ある意味既に「お別れ」した気持ちでいたのだけど、
どうやら今回は本当にさよならすることになりそうだ。

いつかこの日が来ることを覚悟していた母は、
当初、もしもの時には無理矢理蘇生させずに、
自然に死なせてあげたいと言っていたのだが、
いざ医者に、呼吸器をつけないと明日にでも死ぬと言われて、
呼吸器をつけることを選んだ。
悔いが残らないようにしたい、と。

週末、私も病院にかけつけた。
顔の半分を呼吸器で覆われ、体中に管をつけ、むくみでパンパンに膨れ上がったおじいちゃんの変わり果てた姿は、
まさに「生かされている」状態。
おじいちゃんはとっくにおばあちゃんのところに逝きたがっているのだろう。

ここまでになるともはや、看取る側のエゴでしかない。
皆でおじいちゃんが可哀想だと言いながら、
代わる代わる手足をさすっておじいちゃんに声をかけると、たまに目を開く。
何か言いたそうな顔をするが、話すことはできない。
でも、それでもまだ生きていることが確認できてうれしくなる。

やっぱり、呼吸器をつけて数週間でも延命することを選んで良かったのだと思う。
ここまでやったけどダメだったから仕方ないという覚悟ができる。
私も大切な人が死ぬときには迷わず延命させるだろうな。


ちなみに、おじいちゃんは耳が遠いので、
妹と一緒に大声で「おじいちゃーん!」と声をかけていると、
「あいよー」
と返事が聞こえてきたのには驚いた。
私も江原啓之みたいな能力が備わっていたのか?
再び、「おじいちゃん、苦しいの?」と声をかけると、
また「あいよー」
「おじいちゃーん!」
「あいよー」
「おじいちゃん、大丈夫?」
「大丈夫だよー」
「!!!???」

なんとまあ、隣の病室のおじいちゃんが返事をしていたのだ。。。
妹と大声で呼びかけたのが、隣のじいさん、自分が言われていると勘違いしていたらしい。
かれこれ20回ほどの呼びかけに、100%お返事をしてくれたわ。。。

付き添いが誰もいない一人の部屋で、ひたすら私たちの呼びかけに応えていたようで、
何だかかわいそうだったので、その見知らぬじいちゃんの病室にも呼びかけに行ったのは言うまでもない。



posted by 毬藻 at 19:26| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月04日

つまりは単純に君のこと・・・

8月のクリスマスを観に行ったよ。

山崎まさよし。

いいねぇ。


最初、これを山崎が演ると聞いたときは抵抗があった。
韓流映画の焼き直しってどうなのよ!?
オリジナル観てないけど、不治の病で死ぬとか大げさな愛とか、
そんなのを彼にやらせていいものなのか、と。
さらに、相手役の子の顔が歪んでいるのも気になるし!
っつーか、私は誰なんだ?

ところがどっこい(古い?)
贔屓目で見ているところもあるけど、なかなか良い作品だった。
オリジナルを超えたね!
観てないけど。

ひたすら淡々としていた。
自分が死ぬという現実に、ラストスパートするような激しさもなく、
かといって、達観して菩薩のように向き合う嘘臭さもない。
彼女との距離感も離れすぎず近づきすぎず、納得できる結末だった。
ラストに同名曲『8月のクリスマス』が流れて来たときには自然と涙がこぼれた。

そして、何よりも山崎まさよしが良いのよ。
彼ほどフツーの人の役が似合うオトコはいないんじゃないの?ってほど。
激しい愛の言葉やアクションがなくても、フツーであることの心地よさに気づかされる。
それだけで、充分ファンタジー。
前作の月とキャベツの時にも同じように感じた。
そして、彼に恋した・・・。きゃっ。
いよっ、ファンタジスタ!!

デビュー10周年なのに、未だに垢抜けない彼。
そこが母性本能をくすぐるところなのかも。


posted by 毬藻 at 18:34| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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